ZP-35D 回転式錠剤プレス

1. 機械構造の特徴

この機械はモーターによって駆動され、同期歯ベルトがワームと連結して回転テーブルを駆動し、35組の金型が時計回りに動作します。各金型はフローグリッドフィーダーを通じて移動し、上下レール機構と上下圧輪機構により、給餌、充填、タブレット成形、およびタブレット排出の連続的なプロセスが形成されます。

周辺カバーは完全に密封されており、Auceステンレス製です。タブレット押圧室のテーブルとタブレット押圧用のフローチャネルはすべてステンレス鋼製で、汚れのたまる隅がなく、掃除が簡単です。透明なガラス窓を通して、タブレット押圧の状態を明確に観察することができます。

機械の下部の側面ドアは非常に簡単に完全に開けられ、掃除やメンテナンス、修理が容易です。

タブレット厚さ調整ハンドルと充填量調整ハンドルは前面にあり、電気操作パネルも機械の直下に配置されており、周波数変換速度調整を採用しており、滑らかで安定した回転が可能です。安全かつ正確です。上部押圧ホイールの安全な取り外しユニットにより、作動圧力の設定を自由に調整できます。（機械の上面には開けられる手孔があります）。衝撃レバーの作動圧力が設定値を超えた場合、バランススプリングの変位により、上部衝撃ホイールが上部衝撃レバーを押し出し、ブザーが音と光の信号を発します。機械は自動的に停止し、衝撃レバーでの過剰圧力を避けて破損を防ぎます。

駆動システムは機体の下部にあるオイルタンク内に設置されており、完全に分離された独立した構造となっており、お互いに含まれることはありません。また、駆動用のワームとワームホイールはオイルリザーバーに浸かっており、熱が効果的に放散され、摩耗に強く、これにより駆動システムの寿命が延びます。

この機械には特別な真空補助ユニットが装備されており、これにより圧縮室で発生する粉塵を吸引し、圧縮室内は常に負圧状態に保たれ、清浄な空気循環が上から下へと形成され、粉塵の上昇を抑えることができます。

2. 回転テーブルの構造

回転テーブルは、上下のベアリングとメインシャフトで構成される主要部品です。回転テーブルの周りには35組のスタンプが均等に配置されています。トルクは、回転テーブルとメインシャフトの間のパワーボタンによって伝えられ、時計回りにのみ回転します（製造元がモーターの回転を周波数変換器で事前に設定しているため、内部電源の相順配列に関係なく逆回転することはありません）。

3. レールの構造

レールは、上下のレールで構成された円筒カムと平面凹輪であり、上下のインパクトレバーの移動経路でもあります。

回転テーブルの上では、上部レールはそれぞれ上部レールディスクに固定された、上部インパクトレバーの上下移動レールと平行レールで構成されています。そして、上部レールディスクはスクリューによって上部押圧ホイールラックに固定されています。平行レールの中央には、金型を分解または取り付けるために特別に設計された回転インサートタングがあります。機械への損傷を避けるため、インサートタングが元の位置に戻るまでは機械を起動できません。

下部レールは、それぞれメインユニットホルダーに取り付けられる上昇／下降トラベルレール、充填レール、およびブリッジボードで構成されています。下部トラベルレールの出口には、特別に設計された円形クッションがあり、これにより後部の機械にある下部インパクトレバーをパネルを分解した後に取り外しまたは取り付けが可能です。摩耗部品の交換を容易にするため、モジュラー構造として構築されたり、直接メインユニットの下に取り付けられたりします。

4. 充填調整ユニット

充填調整ユニットは、タブレットの重量を調整するために設計されており、一対のワームホイールと一対のスパイラルで構成されています。調整ハンドルホイール（機械の周囲カバーに設置）を回転させると、小さなワームがワームホイールを駆動し、ワームが上下に動き、それに伴いボルトシャフトに取り付けられた充填レールも上下に移動し、充填量が増加または減少します。

5. タブレット厚さ調整ユニット

このユニットは、タブレットの厚さを調整するために設計されています。これは、下部押圧ホイールの中心位置を調整することによって完成され、偏心軸（下部押圧ホイール軸）が下部押圧ホイールを支え、螺旋歯車があり、タブレットの厚さ調整ハンドルを回転させると、調整ボルトが螺旋を駆動して偏心軸を回転させ、これにより下部押圧ホイールが変位距離で変化し、押圧ホイールの中心位置が変わり、上下押圧ホイール間の距離が対応して変化して、タブレットの厚さ変更の要件を満たします。充填とタブレットの厚さを調整した後、調整ハンドルのロックナットをしっかりと締めて、保守中のパラメータの変更を避けてください。

6. フィードユニット

給与ユニットはフィーダー、バケットラック、支柱、調整可能なねじ、およびバケットで構成されています。フィーダーと回転テーブルの表面の間隔、およびバケットの高さは調整可能です。

7. 駆動部品

モーター駆動のワームギアとワームホイールは歯車同期ベルト伝動によって主軸の運動に変換され、ワームシャフトには試運転用のハンドルが取り付けられています。歯車同期ベルトの緊張度はモーターによって調整可能であり、親指で押した後のベルトのたわみが10mm以下になるように調整します。

ワームギアとワームホイールは浸漬潤滑されており、ワームホイールケースの視窗を通して油面を確認できます。20#機械油をワームの1/3～2/3が浸かるまで補充してください。ワームホイールケースの側面にはドレーンボルトが取り付けられています。

ロータリーテーブルプレスはGMPの要件に準拠しています。

高い生産効率は大規模なバッチ生産の需要を満たします。

強制給餌装置が装備されており、さまざまな種類のインペラーが異なる材料に適しており、給餌の精度を確保します。

プレス前の圧力は連続的に調整可能で、プレス時間を延長します。高速回転タブレットプレスは複雑な材料を滑らかに押しつぶします。

タブレット押出室は360°のデッドアングルであり、タブレット排出機構には特殊な取り付け方式が採用されています。下部ガイドトラックと下部ローラーは操作、分解、清掃が簡単です。

特別な耐油性および防塵システムにより、タブレットプレスは金型の詰まりを効果的に回避し、金型の減衰係数を向上させます。

高解像度の独立した視窗が高速回転タブレットプレスのために設計されています。

PLCと人機インターフェースによって制御され、操作が簡単です。